12年12月13日 6:02 pm |
今では稀少の純粋無垢のランドナーはマスプロメーカーではこのARAYA-RANが最も考えぬかれた最高峰の1台でしょう。
チェーンステイに直付けされたチェーンフックと古典的なゴム板のチェーンプロテクター
高級なフルオーダー車でしか採用されていない工作です。
釘をカットして溶接するのが普通ですが、これは わざわざこの車種の為に作られた台座です
ボトル台座も菱型の補強プレートが施され 今ではありえない手の込んだ工作
ドロヨケ付きスポーツ自転車はガード・クリアランスが美しく見せるキーポイント
ドロヨケのR(アール)にあわせて組み込まれたスペーサーワッシャーには
感動します。
フロントホークの曲がりは綺麗に放物線を描き
一度に曲げる 不細工な「カックン曲げ」ではありません
ソケット式のフロントエンドは関心しませんが、イタリアンカットデザインは
美しい物を採用
ホーククラウン裏にはマッドカード隠しネジが施され また酔狂に
前後厚みの違うアルミスペーサーまで入れてあるマニア心の溢れる工作
いつもの決まり事ですが、BBを開け船舶用の防錆剤を挿入です
新車時に 少しタレますが、ご勘弁ください。
クロモリフレームは 毎回この作業は行ってますので、ご安心ください。(よく見ないと分かりませんが、BB内部までロー材が流し込んであります)
さすが、リムメーカーのARAYAです スポークテンションは14番ステンレススポークの
限界まで締めこんであります。また そのテンションに絶えるリムは当然ARAYAです。
ステムは日東パール ペダルは三ヶ島Ezyペダルで抜かりは有りません。
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