12年10月23日 2:43 pm |
[ジュネーブ 22日 ロイター] 国際自転車連合(UCI)は22日、薬物使用疑惑で米国反ドーピング機関(USADA)がランス・アームストロング(41、米国)に対して下したツール・ド・フランス7連覇のタイトルはく奪と永久追放の処分を承認した。
UCIのパット・マクウェイド会長は記者会見で「自転車界にランス・アームストロングの居場所はない。彼は自転車界から忘れ去られるべき」と発言。「USADAの報告書の内容は気分が悪くなるほどだった」とし、同機関が下した処分を承認すると発表した。
USADAは今月10日、アームストロングの薬物使用に関する調査報告書を発表。アームストロングは「スポーツ界で類を見ないほど精巧なドーピングプログラムに関与していた」と指摘していた。
また、アームストロングの複数の元チームメートが、アームストロングと当時の所属チームによる薬物使用を認める証言を行い、処分を受けた。
アームストロングは1999─2005年にかけて自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランス7連覇を達成。これまで薬物使用を認めたことはなく、薬物検査で陽性反応を示したこともないと主張している。
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