24年11月17日 4:05 pm |
ロードバイクのチェーンへの注油方法と注意すべきポイント
自転車のメンテナンス
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チェーンに注油が必要な理由
油(オイル)の種類とは
チェーンオイルを差すタイミング
使用しているオイルのタイプや、乗る頻度によって判断が異なるのですが、ウエスや指で上下部を軽く擦ってみて、オイルがほとんどつかない場合はそろそろ不足していると思っても良いでしょう。※テフロン系などで粘度が極端に低いオイルは当てはまりません。
チェーンオイルを差す前にやるべきこと
→ ロードバイクのディスクブレーキで“やってはいけないこと”3選
ウエスをあてがって、周囲に飛び散らないよう注意しながら噴霧して汚れを落としていきましょう。
そのほか、多数の回転ブラシを内蔵した専用の工具と液体ディグリーザーを使って清掃する方法もありますが、普段のメンテナンス段階から毎度実施する必要はないでしょう。
チェーンオイルの差し方
注油のポイントとしてはチェーンの外側ではなく、内側をメインに差すことです。前述の通り、ギアの歯が接触するのはチェーンの内側です。特にピンとローラー部に摩擦が発生しますので、ここに注油すると良いでしょう。チェーンの側面のプレートに注油しても効果は少ないので注意しましょう。
スプレータイプの場合は、パーツクリーナー使用時と同様に、周りに飛び散らないようウエスをあてがいながら、チェーンの内側を狙って吹きかけましょう。
点眼タイプの場合、一コマずつ差していくのがおすすめです。チェーンに沿ってボトルを押しながらバーッと塗布しても良いのですが、オイルが多く出過ぎて無駄になってしまいます。一滴、一滴ていねいに垂らしていくと適量で済みます。なお、チェーンを繋いでいるコマが必ず1コマあり、見た目が他のコマと異なりますので目印にすると良いでしょう。ロードバイクの場合は110〜120コマほどありますが根気強く頑張りましょう!
一通り注油が終わったら、クランクを逆回転させてオイルを馴染ませましょう。ここで塗布量が多いと勢いあまってオイルが飛び散り、フレームやホイールを汚す可能性もあるので注意が必要です。
最後にプレートの側面を軽くウエスで拭き、余分なオイルを取り除いたら作業終了です。
今回は簡単なチェーン清掃の方法と注油方法をご紹介しました。なお、さらにピカピカに清掃して、適切なオイルを使いたい場合には工具や知識が必要になりますので、プロショップで作業をお願いした方がよいでしょう。チェーンは自転車の生命線です。小まめに気を配ってメンテナンスを怠らないようにしましょう。
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